【レポ】ナンジャタウン甲斐田ゆきさんトークショー
(前に書いてアップするの忘れてた)
ナンジャタウンとテニプリのコラボイベントで毎年恒例のバレンタインチョコ獲得数ランキングで10位までに入った子たちをフィーチャーした「新テニスの王子様 スイートパーティー in ナンジャタウン」。そしてその開催期間前に誕生日を迎えた不二周助くんの中の人甲斐田さんのトークショーが2019年4月2日に行われました!
観客の数はざっと100人位。座席があるのが80人、立ち見が20人というところだったと思います。集合時間になると開演前に無情にも椅子が撤去されてしまうので、今後同様のイベントに参加される方は集合時間をきっちり守ってくださいね。
MCのおじさん(小野さん)とお姉さん(松本さん)が場を温めてくれました。JWでMCをされている方と同じなようです。お姉さんの方はなんか見たことあるなあと思っていたら、なんと何度か観劇したことのあるヘロQ所属の方らしく!雰囲気からしてヲタクぽかったのでちょっと親近感がわきました。
MCの方が決めた「不二くーん!」という掛け声をかけると甲斐田さんが登場。拍手やら歓声やらにテンションが上った甲斐田さんはステージの端から端まで手を降って回ります。甲斐田さんのお写真が公式の方から全然アップされませんね…。おしりが隠れるくらいの長さのフード付きのフロントに青のプリントがある白いパーカーにタイトなダメージジーンズ、真っ白なハイカットスニーカーを履いてらっしゃいました。不二くんのイベントということでメンズライクな衣装だったのかと思います。髪型は姫カットを多めに残して、後ろは低めの位置でお団子にされていました。公式からお写真が提供されるのを楽しみにしています。
ところで、わたしは最前列のど真ん中の席だったのですが、とにかくステージとの距離が近く、たぶん甲斐田さんとの距離もずっと2,3メートルとかだったと思います。こんなに近い距離でのイベントははじめてですよね…ほんとに毛穴まで見える距離でしたし、マイクを外しても生声がはっきり聴き取れました!
「そのナンジャ、消えないよ」
という決め台詞とともに甲斐田さんが登場。
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ……みなさんこんばんは。平成の初恋泥棒、不二周助です」
というタイムリーな自己紹介。
「令和もこのままいくよ」
と甲斐田さんはずいぶんと新元号を楽しみにされているみたいでした。
会場が女の子でいっぱいなことに関しては、
「いつもこんな感じよ、女子会よね」
とキャハハな雰囲気に。
「ナンジャに来るのは8年ぶり?前に来たときはDVDの特典で順ちゃんとデートだったよね。ほんとは映像に映るのは苦手だけど、純ちゃんとデートできるなら写ってもいいかなって。あちこち回って、上のテラスでおやつ食べたり。めちゃくちゃ楽しかったよね。あと、サンシャインシティはここ一つで完結するから良いよね~」
いつもは青学や他のメンバーがいますが、最近交流はありましたか?
「純ちゃんくらいかな…。あ、最近なるくんの舞台を見に行って、そしたらおんなじ回に、ますんとさちんと、宍戸の楠田くんとか、音響監督もいて。さちんには挨拶できなかったんだけど」
声優仲間の他の活動を見て触発されることはありますか?
「うーん。あんまりないかな。普段はただのお客さんにはなれないけれど、いいものを見るとただただ楽しめます。今回はほんとに楽しかった!みなさんもよかったらぜひ、時速246…時速246億よろしくね」
今回のナンジャタウンでのイベント期間に不二くんの誕生日もありましたよね。お祝いなどはされましたか?
おめでとー!と不二くんのスタンディーを抱きしめる甲斐田さん。
スタンディーの後ろに隠れて、不二くんボイスで「僕のためにありがとう」と。
「いや、みなさんと同じだと思いますよ」
不二くんキャストたちで集まってましたよね?
「それは11月だよ、しかも一昨年…あ!そのことじゃなくてこの前の2月のことね!あれは、不二くんは今年のバレンタインキッスを歌って」
「20年も続いてるってすごいよね。だってはじめは跡部が勝負の罰ゲームで歌ったのにへんに成功しちゃったからさー、こんなに続いてるんだよ。不二くんが歌うビジョンはできていたよ。ブリブリしないんだろうなとか。変な風にしないで、意外とサラッと歌っちゃうんだろうなって。」
「みんなが知ってる裏話になるけど、はじめは青学は駄目。女の子はだめって言ってたのに。なんで不二くんに回ってきたんだろうね。20年もかかったけど」
「今回は、コーラスは弟とお姉ちゃん。あ、お姉ちゃんはわたしなんですけどー。経費削減だよね。また裕太(冨田真さん)とご飯食べようって言って、あとだれ誘う?ってなってKimeちゃんも誘ったら、なんていうか不二家?どんな家族構成か分かんないけど、そんな感じになった」
冨田真さんのTwitter
https://twitter.com/Super_Tomita/status/1091294689217589248
https://twitter.com/Kimeru_/status/1091296068690620416
MCの小野さんが聴いたことないというと「じゃあ後で歌うね」と言ってしまったがために、生歌披露を避けられない展開に…。キャーと沸く会場に
「わたし、こういうこと言っちゃうんだよね~どうしよ~」とお困りモードの墓穴をほった甲斐田さんなのでした。
(バレキスは跡部VS手塚のCD対決で、跡部様が勝ったご褒美的に出されたものなので、ちょっと違いますが…)
https://twitter.com/MY_MURMUR/status/963454749939965954
「そんなことなら、この前のベスフェスの振り思い出さなきゃじゃん!」
といい、ちょっとバレキスの振りをされたと思ったら「こんなのとかね」とDA PUMPの
USAのいいねダンスを披露(笑)。
♪シャラララ~とAメロまでアカペラで歌う甲斐田さん。
会場全体が絶対に聞き逃さないように無言で聴いていると、「あれ、ダメだったかな」と不安になって途中で止まってしまいました。
お客さんで「そんなことないよ!!」とがんばりましたが、歌ってくださったのはそこまででした。
「ひとつだけ、狙ったところがあるの。『Kiss』っていうところ。最後のところかな」
「不二くんはみんなみたいに武器を持ってないから。プリっとか言えないし。みんなそれぞれの料理法があるじゃない?不二くんにはそういう道具がないから。そしたらシンプルなのがいいんじゃないですか?ってプレゼンしたんだけど。『Kiss』って普通に言ったのと、もう一回やってもいいですかって『Kiss?』って上がった調子で言ったものと。ディレクターさんがあとはこっちで選びますってなって。CDでは上がった感じで言ってたよね」
このあと「Kiss?」「Kiss?」と連発。
「あれ?いま安売りしすぎたかな」
MCの方に椅子に座るように促されると、はじめは普通に座りましたが、なんと言っても距離が近いので恥ずかしいようで、背もたれの方を前にしてワイルドな座り方に。
「普段こんなに近いことなんてないから照れるね」
とちゃんとした向きに座り直されました。結局ほとんどたったままお話されていました。
甲斐田さんの向かって左側には今回のイベントコーナーに置かれていた不二くんのスタンディーが立っていました。
歌といえば、ベストフェスタはどうでしたか?
「テニフェスっていうといつもは何校も集まってすごい大人数なんだけど、今回は新しくて、青学と氷帝の対決っていう形で。青学と氷帝には絶対的な3大スターがいるからね。リョーマ、手塚、跡部っていう三本柱がね。新鮮なんだけど、やっぱりごく初期の学校同士だから懐かしさもあって、あったかくて。終わって帰ろうとしたときに、スタッフの人に男子楽屋にキャップと瓶が残ってますよって言われて、挨拶だけしようと思って覗いたら、小野坂さんが『なーんか、初期のイベント見たやったなあ』(ヤングさんの真似をしながら)ってしみじしさあ、なんのオチもないのに!オチもなくそんなこと言ったんだよ」
https://twitter.com/H_I_R_O_K_I____/status/1086958886500806656
https://twitter.com/masayangest/status/1086951443683192832
「一つ心配だったのは、いつもと違って今回はオールスタンディングだったじゃない?わたしたちが20年以上やってきたんだから、応援してくれてる人たちもおんなじように20年の時を歩んでるわけじゃない?みんな筋肉痛とか大丈夫だった?いらっしゃってくれたかたはー?」
半分くらい手が上がっていましたかね。後ろの方はよく見えなかったのですが。
「わたしもね、2週間位筋肉痛だったよ」
テニプリの楽曲について。
「いい曲がたくさんあるよね。一人のアーティストがたくさん曲をつくるのもいいけど、色んな人がつくってるっていうのも面白いよね。中の人もたくさんいるからさ。いまだと、ライジングビートで十何年も前の曲が掘り起こされて、みなさんが聴いてるわけじゃない?逆になんでいままでリズムゲームがなかったのかって思うよ。いくらでも新しい曲が配信できるし。ストックはいくらでもあるからさ。ゲームだからいつでも配信できるし」
お次は質問コーナー。応募用紙に書いた質問が採用されました。
仲のいいテニプリメンバーは?
「あ、さっき話しちゃったね。やっぱり仲いいのは純ちゃんかな。ほんとに大好き。20年近く一緒にいるけど、ほんとに飽きないの。ただ話してるだけで楽しい。お茶したりとか。エピソードがいつまで経っても尽きないし、新たに小さい頃にやらかしたこととかでてきて、いつ聴いても新しい話があるの。あとは、女子会はやったりするよ。ゆうちゃん(杉本ゆうさん)、さちん(永井幸子さん)、置鮎さん(置鮎龍太郎さん)とね」
当然のように女子に分類されている置鮎さんでした(笑)
そしてセリフコーナー。
『このチームを全国優勝に、それが僕の願い』
「これ白石戦ですね。もう白石戦は『うしっ』しか言ってないもん」
『さあ もう一球いこうか…風の止まないうちに』
「自然も味方になっちゃうよね。不二くんはさあ、神様に贔屓されてると思うんだ」
『絶対に負けるわけにいかない』
「珍しく、熱くなったときだよね。熱くなれないって言ってたのにね。この試合からまた大人っぽくなったんだよ」
『更なる高みがあるのなら僕はそこへ行く!!』
「痺れるねー。これからもずっとテニプリやりたいね。令和もテニプリ!」
続いては、ナンジャタウンでのイベントの紹介。不二くんとのコラのフードを試食します。
「これ、りんごの形になってるんだ!かわいい!」
「美味しい!スパイシーでね。」
「最近ギャル曽根ちゃんみたいに、いっぱい口に入れちゃうんだよね」
お口をもぐもぐしながら、ほんとうに美味しそうに召し上がっていました。
「まだ売ってるんだよね。このあとでも、食べてね」
コラボグッズを一通り、紹介し終わり、チャーム付きポーチが10個用意され、各キャラ一つづつなのでその中に不二くんのチャームは一つだけ。甲斐田さんがおみくじ的に引いて、引いたものをプレゼントするというコーナーです。
「へー。桃城もいるんだ~」
「じゃあ、今日から、ここで引いたキャラの声を当てます!」
会場からはええええ!という悲鳴が。
そして甲斐田さんが引いたのは……なんと不二くん!
自分のキャラを引き当てました!甲斐田さんもお客さんも歓喜の声!甲斐田さんは不二くんのスタンディーの後ろに隠れて「不二周助です」とひとこと。
「他のキャラを当てたらどうしようかって考えてたんだけど、跡部が来たら『なるとど、ナンジャじゃねーの』って言おうと思ってた。桃城が来たらできなかったよ。小野坂さんのマネなんかできないもん」
プレゼントコーナーで抽選にて、甲斐田さんのサインと一言コメント入りのナンジャタウンクリアファイルが3枚プレゼントされました。(欲しかった…)
そしてイベントも終わりが近づき、最後の挨拶をすることに。
不二くんボイスで
「今日はアニメのテニプリの不二周助として、平成最後のトークショーにお越し下さり、ほんとうにありがとうございました。みなさんと歩んできた19年間、20年目もテニプリは、まだまだ予定も満載です。そして2020年はうるう年。ということは不二くんの誕生日があります。何も決まっていませんが、みなさんと一緒にお祝いできればいいと思っています!! ありがとうございました!」
締めの一言のセリフがなかなか決められないご様子。
「こういうところが、青学の緩さということでね(笑)」
悩んだ末に最後のセリフは3月1日限定でナンジャタウンで聞くことのできた誕生日ボイスとなりました。
これはナンジャタウンの撮り下ろしで、他の場所では聴くことのできないボイスとなっています。
「僕のために誕生日を祝ってくれてありがとう…」
ありがとうございましたー!と走って退場された甲斐田さん。捌け終わってから、またステージの方に戻ってきて一言、「Kiss?」
と今日のキーワード「Kiss?」を残して、最高の笑顔とともに本当に退場されました。
30分のトークショーの予定でしたが、たぶん40分位話されていたと思います。
***
試食のところで、「ゆっくり食べてね!」と言ったら、ギャル曽根ちゃんみたいに…と返してくださったのが一生の思い出です。わたしは!甲斐田さんと!会話しました!!
おわり